さて、前回書いたようにパワードスーツの深堀をしたいと思います。

 

前回の文章で

 

>>パワードスーツには、バネやスプリングなどで腰や脚、腕の動きをサポートする動力なしタイプと、電動モーターなどで動きを補助するタイプのものがあります。

 

 

>>強力な特殊バネなどの素材が入っていて腰や脚、腕をサポートします。腰や脚、腕を曲げると、バネの力で腰、脚、腕を伸ばす働きをします。そのため、かなり楽に体の曲げ伸ばしができるようになり、重い物を持ち上げたときなどの腰や関節の痛みを軽減できます。

 

 

上記の文章だけだと重量物を持つだけの存在になってしまう気がしますが、勿論そんはずはありません。

 

 

使い道は色々あると思います。

 

①標高が高い所で、息切せずに作業が出来ます。(高山病を起こす標高は別の話)

②荒涼とした砂漠での作業や行動に疲労軽減できます。

③重量物を持って高所と平地を行ったり来たり出来ます。

※山小屋への物資搬送や急病人、怪我人の搬送。

④長距離の行軍

 

どうですか?ちょっと考えただけでもこれだけ出来ます。

 

 防衛省が開発中の「高機動パワードスーツ」

 

特に軍隊(我が国は自衛隊)では研究が盛んです。これは上記の①~④が全て含まれるわけです。

しかも軍隊が作る物はミルスペックと言い、過酷な環境での使用を前提としている為、ひじょうに

頑丈で高機能的に出来ていますが、そのままのスペックでは、先ず民間に下りてくることはないでしょう。

 

 

 

ここからは我が日本国の防衛省が研究開発中の高機動パワードスーツに関してです。

 

防衛省のHPでは以下(抜粋)の通りに記述してあります。

重い荷物の運搬、肉体的負担の大きな作業を隊員が迅速かつ長時間実行可能とすることで、災害対応や島嶼奪還等における自衛隊の対応能力を向上することができるパワードスーツの実現に向けて研究を行っています。

本研究は、「科学技術イノベーション総合戦略2017」の災害時にも適用できる次世代社会インフラ用ロボット開発の取組として位置づけられています。近年、地震、豪雨等の災害が頻発する傾向にあることから、特に災害対応任務において隊員の対応力を向上可能なスーツを早期に実用化することを第一目標として研究を進めています。

平成27年度から平成29年度にかけて、自衛隊における使用に堪えるような高機動・大出力かつ不整地で安定して動作可能な高機動パワードスーツの試作を行いました。本試作品は、人が持つ荷物のうち30kg分を負担し、かつ人の動作に滑らかに追従することなどが可能です。

 

← 災害派遣にも最適の「高機動パワードスーツ」

 

平成30年度からは先進技術推進センターにおいて、試作品である高機動パワードスーツの性能確認試験を行っています。

平成30年度は最大50kgの荷物を背負った状態で最大13.5km/hでの駆け足が可能なこと、山道を歩いて斜面の登り降り、障害物の乗り越えができること等を確認しました。

更に、近年頻発する自然災害において隊員の対応力を強化するため、災害対応任務を模擬した試験を行っています。令和元年度以降は、災害現場における崩れやすい足場での行動性能を向上し、災害対応用途での早期実用化を目指して試作品の改良を行っています。

 

 

50kgの荷物を背負った状態で最大13.5km/hで走れるなんて凄いじゃないですか!(・∀・)ショウライガ タノシミダ~

 

次回は・・・  (;´∀`)・・・ナニオカコウカナ・・・・

 

まだ決まってませんがお楽しみにwwww


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