まず「熱中症」とは何ぞや?
◎熱中症とは、外気においての高温多湿等が原因となって起こる症状の総称。
ちょっと詳しく書くと、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で主な症状は、唇・舌・手・足等の痺れ、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出ない)等があり、熱中症が原因で死亡するケースもあります。
◎熱中症になりやすい方、主な原因
①前日よりも急に気温・湿度が上がった日(暑さにまだ体が慣れていないため)
②作業日程の初日が発症しやすい(暑さにまだ体が慣れていないため)
③気温が低くても多湿であればおこりやすい
④65歳以上の高齢者
⑤肥満の方
⑥発熱のある方
⑦脱水傾向にある方(下痢など)
⑧睡眠不足
⑨飲酒
⑩室内作業をしている人が、急に外に出て作業をした場合。
◎予防方法
①就労前に内蔵(胃など)の負担にならない程度に出来るだけ多くの水分(スポーツ飲料等)を取る。
②発汗によって失った水分と塩分の補給をこまめに行う。
③水だけの摂取は体内塩分が希釈される貯めさける。
④睡眠を十分に取る。(熟睡の意)
⑤こまめな休憩を取る。
⑥アルコールは脱水症状を引き起こしている為、少量でも飲酒はしない。
◎古いですがここからはツーワン輸送のトリビア
①実はスポーツ飲料の摂取だけではダメ!ナトリウム濃度が低いため(ナトリウムとは塩分の意)
②実は塩分だけではなく、ミネラルの補給も必要。
(食塩ではなく岩塩だと、塩分もミネラルも同時に摂取可能)
③唇、舌、手や足の指先が痺れる症状が出たら結構ヤバイ。
④暑いのに汗をかかないのは、既に熱中症になって、出す水分が無いから。
⑤実は熱中症なのに寒気を感じる。(体温調整機能が失調をきたしているから)
⑥熱中症だからと一気に水をかけると死ぬ可能性が高い。(ショック症状)
⑦実は味噌汁は塩分の体内浸透率が良く、よくわからないメーカーのスポーツ飲料よりも良い。
⑧冷たい飲料はよくない
(体内への吸収が遅く体力の消耗が激しいうえに胃痙攣などを起こしやすい)
⑨体を冷やす時は、脇、首、(リンパ管付近)等の動脈を冷やすと良い。
⑩熱中症になったらスポーツドリンクより経口補水液がよい。
次回は第二弾をお送りいたします。