緊急!! 冬道での雪害による立ち往生に思うこと パート1
トイレイケナイッテムリィ~ ヒィ~(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
始まりましたツーワンブログ。今回は最近ちょいちょい起きている雪道での立ち往生に関して書いてみたいと思います。
このブログを書いている前々日から、関越道や国道107号で雪害による立ち往生が起きておりますが、雪による立ち往生と言えば新しい記憶で言えば2018年2月6日に発生した国道8号線でのおよそ1,500台の自動車による立ち往生記憶に新しいと思います。
その他にも平成24年雪害、25年雪害、26年雪害、28年雪害、30年雪害、そして今年と、実は頻繁に起きており、ほぼ全てが自動車による立ち往生を引き起こしております。
それらを鑑みて、大雪時の立ち往生や通行止めが発生しないようチェーン義務化が発表されました。
このチェーン義務化が適用されるのは、特別警報や緊急発表による”異例の大雪”のときだけ、現在のところ”13”の区間のみとなっています。(少なすぎて意味が無いと思う小生w)
また、高速道路でのチェーン規制などはあくまで各都道府県の公安委員会がおこなっていたもので、このように国土交通省が主導のもとでおこなうチェーン義務化は初めてです。
因みに義務化された高速道路と一般道は下記の通りです。
一般道路は以下の6つの区間。
国道112号線・西川町志津~鶴岡市上名川
山形県の内陸部と庄内地方を結ぶ、国道112号線(月山道路)。このうち、西川町志津の荒沢駐車帯から鶴岡市の上名川除雪ステーションまでの27kmが対象です。
国道7号線・村上市大須戸~同市上大鳥
新潟県から青森県へかけて、日本海に沿って走る国道7号線の新潟県村上市大須戸から村上市上大鳥までの16kmが対象で両側を深い山間に囲まれる区間。
国道138号線・山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走御登口
山梨県富士吉田市から御殿場を経由して、神奈川県小田原市へといたる国道138号線。そのうち、箱根裏街道と呼ばれる静岡県小山町須走字御登口から山梨県山中湖平野へ向かう9kmが対象です。
国道8号線・あわら市熊坂~同市笹岡
2018年2月に発生した雪害よる立ち往生が起きたのがこの場所です。石川県との県境に近い福井県あわら市熊坂から、あわら市笹岡までの4kmで福井バイパスの一部が対象です。
国道54号線・広島県三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名
広島県広島市から島根県松江市へいたる国道54号線の、広島県三次市布野町上布野から島根県飯南町上赤名へつながる12km。赤名峠を抜ける峠道となっています。
国道56号線・西予市宇和町~大洲市松尾
四国最長の国道56号線は、高知県高知市から愛媛県松山市へ繋がる主要国道です。そのうち対象となるのは愛媛県西予市宇和町から大洲市松尾までの7kmの区間。昔から難所とされてきた峠道で、鳥坂峠を抜ける国道です。またヘアピンのカーブが続く険しい峠道となっています。
高速道路は以下の7つの区間。
上信越道・信濃町IC~新井PA
野尻湖の近くの長野県信濃町ICから新潟県新井PAにかけての25kmが対象区間。新井PAはスマートICを併設しています。
中央道・須玉IC~長坂IC
首都圏にお住まいの方は走行することも多い、中央道にもチェーン義務化の対象区間があります。山梨県北杜市の須玉ICから、北杜市の長坂ICまでの9kmが対象となります。
中央道・飯田山本IC~園原IC
岐阜県との県境にも近い中央道の一部、長野県の飯田山本ICから園原ICまでの10km区間。なお園原ICは名古屋方面のみに出入りできるハーフICとなっています(下り線入り口と上り線出口のみ)。
北陸道・丸岡IC~加賀IC
福井県の丸岡ICから石川県の加賀ICまでの18km。当該区間にある女形谷PA付近では、かつてタンクローリーなどの大型車3台が降雪の影響でこう配を登れず立ち往生したことがあり、その際1台はチェーンを装着していなかったことが判明しています。
北陸道・木之本IC~今庄IC
琵琶湖に近い滋賀県木之本ICから福井県の今庄ICにかけての45kmが対象となります。13の区間のうちで最も長い距離がチェーン義務化となっています。
米子道・湯原IC〜江府IC
岡山県の湯原ICから鳥取県の江府ICまでの34kmが対象となります。こちらも北陸道の今庄ICから木之本ICまでの45kmに次いで2番目に長い距離が対象区間となっています。
浜田道・大潮IC〜旭IC
広島県の大朝ICから島根県の旭ICまでの27kmが対象となります。
ああっと!ここでお時間が来てしまいました。
次回は渋滞や立ち往生の原因を書きたいと思います。
ジカイモ ゼッテーニミテクレヨナ!!(・∀・)